波里美知(はりみち)

信濃道(ぢ)は 今の墾道(はりみち) 刈株(かりばね)に 

                       足踏ましなむ 沓(くつ)はけ我が背

この歌を教えていただいたのは波里美知会メンバーの女性から、、

最初は意味も分からず、一度聞いても覚えることが難しかったこの名前、「はりみち」を家に帰って調べてみました。何とも奥が深い! 信濃にゆかりの深い人たちの、谷垣先生と静子さんへの思いが、、《・・ 足ふましなむ・・》を口にすると、故郷の母の声に聞こえました。この歌が、この会のメンバーが、どれほどニジェールのお二人を勇気づけていたのか、メンバーの方々にお会いして、すぐにわかりました。

この歌の意味は:万葉集遊楽 さんと 極楽女子高校将棋部 のも参考にさせていただきました。

さて、谷垣雄三さんと静子さんの支援を続けてこられ、今も二人の企画展実行に尽力なさっている「波里美知会」はこの会の由来を詳しく説明してくれています。

万葉集本編の万葉仮名では:

信濃遭者 伊麻能波里美知 可里婆祢尓 安息布麻之奈牟 久都波気和我世 

としたためられているのだそうです。

意味は下記の通りです。

信濃路は最近切り開いたばかりの道ですよ。切り株にきっと足をお踏みになるでしょう。(だから)靴をお履きなさい、我が夫よ。


ニジェールの外科医と静子さん

ニジェールのテッサワにて、外科医として生きた谷垣さん、 そして彼の苦難を包み込み、しなやかな視点と感性で、 目の前の情景を描き続けた静子さん。 ここでは二人の生き方と描かれた絵の数々を紹介します。 #アフリカ, #ニジェール, #テッサワ, #谷垣雄三, #谷垣静子, #外科医, #画家, #砂漠

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