テッサワの町とパイロットセンターについて
「アフリカ、ニジェールのテッサワの町とパイロットセンターについてご説明いたします。」
先生ご自身のナレーションで始まります。
2004年頃に作成されたもので、画像からは年代を感じることもできます。
テッサワの並木は今も変わっていないと思います。
《YouTubeから使用BG楽曲について、「この動画には、著作権で保護されているコンテンツが含まれています。」と制限のメッセージをいただいておりますが、限定公開でご覧になることができます》
またこのビデオはVHSテープに録画されたものをデジタル化したものです。
テープはもちろん日本製ではなく”nulec”とありVHS PAL SECAM を記されているものの製造国は明記されていません。
写真のような木箱に梱包され、日本に届きました。
既にJICA(国際協力機構)の専門家としての任期を終了した後、NPOや支援の会に支えられ、パイロットセンターは継続されました。このテープは多くの支援者への報告として谷垣Dr.ご自身が制作委託したものと思われます。
世界銀行による援助や調整が現地ではむしろ悪化につながっている現状を見ながら、開発支援に対する疑問を投げかけている一方、支援者から送っていただいたタオルや新聞紙がどのように加工され、また使用されているかなどが、収録されています。地方外科改善支援の取組が、周囲の制度や環境の変化に翻弄されながらも、谷垣Dr.の不撓不屈の精神と支援してくださる方々への感謝を大切にする。そんな思いが感じられます。
(YA)
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